須田正己【第1回】躍動感のガッチャマンと重量感と迫力のケンシロウ – 魂を込めて描くからキャラに魅力が宿る – [特集]惹きつける人

須田 正己

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2019年08月26日

魂を込めて描くからキャラに魅力が宿る - [特集]惹きつける人

「最も魅力を感じるキャラクターは「ガッチャマン」」

数多くのアニメ作品で作画監督・原画・動画・キャラクターデザインなどを手がけてきた須田正己氏。彼は、魅力的なキャラクターを描いてヒット作を生み出す「伝説のアニメーター」だ。たくさんの人を惹きつけ、世界中から愛されるキャラクターを生み出す秘けつとは何か。そして、それらに共通するのはどんな要素なのか、語っていただいた。

白谷輝英 ≫ 文 波多野 匠 ≫ 写真

(※本記事は、2018年4月1日発行のノビテクマガジンに掲載された記事を再構成しました。)

須田正己(すだ・まさみ)

アニメーター/キャラクターデザイナー
1943年、埼玉県生まれ。Aプロダクションで研修を受け、タマ・プロダクションを経てフリーとなる。その後、タツノコプロダクションの吉田竜夫社長に認められて数々の作品に参加。さらに東映アニメに移って、「北斗の拳」「スラムダンク」そして最近の「妖怪ウォッチ」などヒット作品の作画監督・原画・動画・キャラクターデザインなどを務める。1991年には、日本工学院八王子専門学校のアニメーション課設立に参加。講師や講演を行う機会も多い。受賞歴は、イタリア・フィレンツェで開催される映像アーティストに贈られる「NEMOLANDLEGEND AWARD賞」や、今年の日本動画協会功労賞など。

躍動感のガッチャマンと重量感と迫力のケンシロウ

『科学忍者隊ガッチャマン』、『北斗の拳』、『SLAM DUNK』、『妖怪ウォッチ』…。須田正己氏が携わった作品リストを見ているだけで、思わずため息が漏れてしまう。須田氏はアニメーター・キャラクターデザイナーとして、まさに押しも押されもせぬ存在だ。また近年では、ポール・マッカートニーの日本ツアー公式オフィシャルグッズであるリトグラフを手がけたり、クウェートのアパレル会社のためにスポーツウェアのロゴデザインを行ったりするなど、その活躍は世界規模で広がっている。

須田氏がこれまでに生み出した中で、自身が最も魅力を感じるキャラクターは「ガッチャマン」だと語る。

「『科学忍者隊ガッチャマン』の原動画を手がけた当時、私はまだ二十代。今、見直すと、作品全体に若さゆえのエネルギーがほとばしっていると感じますね。だから、キャラクターに躍動感があって、自分でもいい出来映えだったと感じます。まあ、時に若さが暴走気味なところがあり、少し気恥ずかしく感じる部分もあるのですが(笑)」

作画監督を担当した『北斗の拳』のケンシロウも、思い入れの深いキャラクターだ。

「それまでのアニメで、『動かないのに、重量感や迫力があふれている』というキャラクターは皆無でした。でもケンシロウでは、まさにその部分を表現したかったのです。そこで、筋肉の部分に深い陰を描き込むなど、従来とは異なるアプローチで挑みました。

第一回放送の直前は、かなり緊張しましたね。原作マンガは大人気で、熱狂的なファンも多い。おまけに、作画は当時のアニメ作品としては革新的でしたから、批判を受ける危険性もあるのではと感じていたのです。ところがふたを開けてみると、これまで経験したことがないほどの大反響があったのです。多くの人から受け入れられ、本当に嬉しく感じました」

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