大竹哲郎【第1回】人材育成ってどのように考えたらいいの? – 教育相談室 企業教育担当者奮闘記

大竹 哲郎

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2014年12月24日

人材育成ってどのように考えたらいいの?

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若手教育担当者のお悩み「人材育成をどのように考えたらいいのか」を、ベテラン人事教育担当者の株式会社F&Lアソシエイツ 代表取締役/コンサルタント 大竹哲郎氏がズバッと答えます!

大竹 哲郎(おおたけてつろう)<解説者>
株式会社F&Lアソシエイツ 代表取締役/コンサルタント
大竹 哲郎(おおたけてつろう)
1967年生まれ。1991年、北海道大学経済学部卒業。石川島播磨重工業株式会社(株式会社IHI)に入社し、23年間にわたり人事関係業務に従事する。人事制度企画、採用、教育、評価などのほか、事業統合・事業所移転に伴う組織融和を多数経験。2014年7月に独立し、株式会社F&Lアソシエイツを設立。

Q1:今年の4月に人事異動で人材育成の担当者になりました。人材育成って漠然としていて、いまひとつピンと来ないのですが、どのように考えたらいいのでしょうか?

A:知識を習得することは大切ですが、いくら知識を蓄えても、それを発揮する技能(スキル)がなければ役に立ちません。知識やスキルが高まっても、それを実践する心構えや意欲がなければアウトプットに結びつきません。ですから、社員の立場や仕事に応じてその内容はさまざまですが、『知識』、『技能(スキル)』、『態様』をバランスよく高めていくことが能力開発であり、それを組織のアウトプットに結び付けていくことこそが人材育成なんです。

人材育成は、業種や会社の規模にかかわらず、とても重要な機能です。かの有名な松下幸之助氏が、「あなたの会社は何をつくっているのですか?」と問われたことに対し、「人材をつくっています」と即答したというエピソードがあるほどです。これは極端なたとえ話ですが、どんな会社でも事業を営んでいるのは人材であり、人材の良否が会社の価値を決定する大きな要素であることは間違いないでしょう。

しかし、人材育成がいくら重要だといっても、一歩引いて考えると、あくまでも経営の補助機能であると言わざるをえません。すなわち、企業の第一目的は「事業の発展と継続」であり、それを実現するための戦略の一つとして人材育成は位置づけられます。事業目的や事業戦略が上位にあり、それを達成するために人材育成があるということです。

さて、持部さんの会社の事業目的はどのようなものですか?

会社の人材育成体系は、事業目的の達成のために役立つものとなっていますか?

ひとつひとつの研修は何を目的としているものですか?

このあたりを、上司や先輩の方と話し合いながら、自社の人材育成体系について考えてみてはいかがでしょうか? この時に、前述のフレームワークを頭に置くと、きっと役に立つと思いますよ!

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