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イメージスタイリスト岡本章吾のビジネスマンのためのスーツ着こなし概論

岡本章吾【第7回】「信頼感を得られるネクタイの結び方」 – イメージスタイリスト岡本章吾のビジネスマンのためのスーツ着こなし概論

岡本 章吾

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信頼感を得られるネクタイの結び方

いよいよクールビズスタイルが始まりました。
が、今回は敢えて「ネクタイ」についてお伝えしたいと思います。

なぜならネクタイの結び方でその方のスーツの着こなしレベルがわかってしまうからです。
場合によっては、結び方で仕事に対する意識まで判断されてしまいます。
またクールビズスタイルであっても大事な商談やプレゼンの時、職業によっては時期関係なく一年中ネクタイをされている方もいます。

今の時期は就活生や新入社員の方々を街なかでよく目にします。
その時どこでわかるかと言えば大半がネクタイです。
ネクタイが明らかに巻き慣れていないのが伝わってきます。
裏を返せばしっかりと巻ければ、らしさは払拭できます。

もちろん先輩社員も見られています。
ネクタイの結び方で一目置かれる存在になりましょう。

◆ネクタイの正しい長さとは
◆ネクタイの結び方(緩いバージョン)
◆ワンランクアップする結び方

1.ネクタイの正しい長さ

ネクタイをつけるとき、人によりマチマチなのが長さ。
結んだ際にどこにくるのが最適か?
ご存知ですか?

ベストバランスはベルトのバックルにかかる長さです。
ベルトの幅におさめるようにしましょう。

バランス◎[1]

年齢が高い方は長めにされている方が多いです。
長いと野暮ったくみえます。

ネクタイ長

また短いとシャツの見えている部分が多くなり、間が抜けてしまいます。

ネクタイ短

ネクタイを結ぶ際は、長さをまず意識してください。

2、ネクタイの結び方

ネクタイの結び方は非常に重要です。
結び方で社会人経験やスーツの着こなしレベルがわかってしまいます。

人と話をする時に相手の顔を見ますよね。
その時自然とネクタイの結び目が目に入ります。
ですからネクタイはしっかりと結べるようにしましょう。

緩く結んでいる方をよく目にします。
非常にみっともなく相手にも失礼に当たります。
これだけで信頼感はガタ落ちです。
必ずシャツの第一ボタンは留めましょう。
そしてネクタイは上まで上げます。

緩いタイ

「結び目が緩い、大きい、徐々に緩んでしまう」という方
結び方にはコツがあります。

締める時に大検(太い方)をあまり引っ張らずに途中で上げてしまうと緩いままです。
大検をしっかり引っ張ると結び目が固くコンパクトになります。
試しに大検をググっと引っ張ってみてください。
固くなったかと思います。
そうすると野暮ったさが消え、結び目はほぼ緩みません。

3、ワンランクアップする結び方

結び方にはいくつか種類があります。
基本的な結び方をマスターしたら上級テクにも挑戦してみましょう。
ネクタイの結び目の下にディンプルと言われるくぼみを作ってあげましょう。
ディンプルとは「えくぼ」という意味です。

ディンプル

なぜディンプルを作るといいのか。
良いスーツの条件の一つに「襟のロール、返りがいい」というのが挙がられます。
襟の部分がふんわり、膨らみがあるものです。

スーツロール

これは仕立てや縫製が凝っているという証拠。
安価の物はここがぺたっとつぶれています。

仕立ての良さと共に立体感が演出出来ます。
スーツは補正の役割があり、男性らしく丹精に見せてくれます。
襟の膨らみがあることにより、胸板が熱く男らしく魅せることが出来ます。

それをネクタイでも表現してあげるのです。
結び目にくぼみを作ることにより、凹凸が生まれ、立体的に見えます。

ぜひこのディンプルを作るよう心掛けてみてください。
これがあるだけでグッとこなれた印象になります。
スーツをカッコよく着こなしている方は意識的に作られている方が多いです。

唯一ディンプルがNGな場面があります。
それはお葬式です。
お葬式の際はディンプルを作らないようにしましょう。
結婚式では問題ありません。

初めはディンプルを作るのが難しいかもしれませんが、慣れるとすぐ出来るようになります。
日々意識して結んでみましょう。

<オーダーネクタイ>~世界で一本だけのネクタイ~

S-styleでは新しく<オーダーネクタイ>を始めました。
オーダーネクタイ、なかなか聞き馴染みがないかと思います。
ネクタイもオーダーが出来るのです。

流れとしてはまず大量の生地の中からお好みの柄をセレクト。
身長やスーツスタイルに合わせ、長さや幅や決めます。
そして一番の特徴が「刺繍」やロゴを入れられることです。
自分の名前や記念日などを入れることが可能です。

名前入りのネクタイをしている方はそうそういません。
しているだけで気分が上がり、つい自慢したくなるネクタイです。

自分用としてはもちろん、誕生日、クリスマス、結婚祝、昇格祝などのギフトにも最適です。

s-style_4     ウエディングタイ_2

お問合せ S-style
Mail: info@s-style-fashion.com

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「ビジネスマンのための戦略的スーツ着こなし術」「ライバルに差を付ける就活スーツ講座」に関する講演、研修などができる岡本 章吾S-style代表 イメージスタイリスト® 岡本 章吾 講師のプロフィールはこちら

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