「食」を切り口に和食でチームビルディング

わしょクックでチームビルディング

ノビテクマガジン編集部

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2020年05月15日

誰もが笑顔になる「食」を切り口に和食でチームビルディング

「みんなが興味を持ち、笑顔になれるもの」として「和食」をテーマに、外国人向けの料理教室「わしょクック」を展開する富永紀子さん。再現性が高く、あたたかみのある「家庭料理」を中心に、年間およそ1000人に和食体験を提供しているという。そんな「わしょクック」の企業向けワークショップ「和食でチームビルディング」とは。

(※本記事は、2020年4月1日発行のノビテクマガジンに掲載された記事を再構成しました。)

村上杏菜≫ 文  櫻井健司≫ 写真

ファシリテーター

富永 紀子 わしょクック

富永 紀子(とみなが のりこ) 氏

わしょクック株式会社 代表取締役社長/一般社団法人外国人向け料理教室協会 理事長

クラシエ株式会社(旧カネボウホームプロダクツ)、日本ロレアル株式会社、ベーリンガーインゲルハイム株式会社、ガルデルマ株式会社の化粧品・製薬会社のマーケッターとして勤務し、在職中の2014年に自宅で外国人向け和食教室をスタート、2016年に法人化。2017年に「一般社団法人外国人向け料理協会」を設立し、全国に109のフランチャイズ支部を開校。ニュージーランドに旅行した際に現地の家庭料理を味わった体験に加え、義母の素朴ながら美味しい家庭料理をレシピ化して同僚に振る舞い、喜ばれた経験が「わしょクック」立ち上げの原点。近々、ニュージーランドへの移住を予定している。かながわシニア起業家ビジネスグランプリ2020にて、神奈川県知事賞受賞。神奈川なでしこブランド2019認定サービス。

料理を通じて「人となり」が表れる

「和食でチームビルディング」とは?

富永 紀子 わしょクック

依頼内容や対象者にもよりますが、テーマを決めて創作巻き寿司やちらし寿司などを作ります。多国籍の社員を抱えている企業での実施が多く、外国人社員の多い企業であれば「日本」をテーマにすることが多いです。それ以外にも「10年後の私たち」や「季節」「実施企業のスローガンやコンセプト」といったテーマを使うこともあります。チームで作成した巻き寿司とちらし寿司で、テーマをビジュアル的に表現してもらいます。

ワークショップの流れを教えてください。

富永 紀子 わしょクック

まずチームで「アイデアシート」を使い、どんなものを作るかプランニングします。次に、実際に巻き寿司とちらし寿司を作っていただき、うまく組み合わせながらアイデアシートで考えた内容をビジュアルで表現してもらいます。必要な道具や材料・具材は準備されていますし、1チームにつきサポート講師が1名つきますので、料理は自信がなくて不安という方でも大丈夫です。サポート講師は、受講者のお手伝いをはじめ、「これを表現するにはこの食材がいいですよ」など、アイデアシートの内容に近づけるためのヒントをお伝えします。

巻き寿司とちらし寿司でテーマに沿った世界観を表現するなんて、とても難しそうですが…。

富永 紀子 わしょクック

たしかに参加者のなかには「できそうにない」とおっしゃる方もいらっしゃいます。でも、実際に作業すると徐々に笑顔が増え、楽しそうになっていきます。最初は尻込みをしていた人がどんどん変化していく様子はとても面白いですよ。料理って〝人となり〞が出やすいんです。たとえばみんなで集まってお鍋をすると、鍋奉行がいたり、食べるだけの人がいますよね。

それ以外にも、「あの人って意外と料理上手……」「手際がいい!」といった他人の新たな一面を発見できるのも、このワークショップの醍醐味です。

わしょクック

「できた!」「完成!」だけでなく「美味しい!」もついてくる。

「楽しい」が大事

この研修で、参加者にはどのような効果が?

富永 紀子 わしょクック

楽しく作業ができるので、参加者同士がとても仲良くなれます。日本人は料理について「教えてもらう」という意識が強いのですが、外国人は「イベント」という感覚が強いんです。なので作業中も拍手や歓声が沸きやすく、日本人社員もそれにつられてどんどん楽しくなっていきます。その一方で日本人は「和食」に関する知識があるので、外国人社員に対していろいろとアドバイスできるんです。料理はジェスチャーで伝えられることが多いので、言葉がわからなくてもコミュニケーションが取りやすく、終了する頃には参加者全員がとても打ち解けた雰囲気になります。

わしょクック

土台は「すし桶」「アルミプレート」「皿」など、なんでもOK。型抜き、ハサミ、旗などデコレーションの道具を駆使。作業を通じて思わず笑顔がこぼれる。

また、最後には「こんなものを作りました」と、チームごとにプレゼンテーションを行っていただきます。「◯◯さんがこんなアイデアを出してくれた」「◯◯さんがここを作ってくれた」など、チームメイトに感謝する言葉がたくさん聞こえてきて、団結力などが育まれている様子が見られます。ほかにも普段見られない一面をお互いに発見したり、出来上がったものを「美味しい」と言いながら一緒に食べる喜びがあったりと、最後の最後まで楽しめるのもこのワークショップの良いところです。

わしょクック

最後は振り返りとして各チームのプレゼンテーション。

これまでの導入事例を教えてください。

富永 紀子 わしょクック

参加者がもっとも多かったものとしては、85名で実施した資生堂さんの事例があります。参加者は全員日本人でしたが、社内公用語が英語のため「e―ビルディングクッキング」と称して、英語で進行しました。「インスタ映えするで賞」「美味しかったで賞」「チームワークが素晴らしかったで賞」などのアワードも用意し、とても盛り上がりました。

ほかにも、電車の部品を作るメーカーさんでは「部品」をテーマに実施したこともあります。
その会社の参加者は職人気質の方が多く、部品の緻密な表現にこだわっていたのが印象的でした。また、海外の重役を招いた会議でのアイスブレイク、内定者懇親会、新人研修、学生向けワークなど、参加者や目的、ご予算に応じてさまざまにアレンジした事例もあります。

「食」は多くの人が興味を持てる分野。料理を通じて、みんなが笑顔になれる体験をこれからもお届けしたいと思っています。

わしょクック

わしょクック株式会社


神奈川県相模原市南区上鶴間本町4丁目2-22
https://washocook.com

「誰でも1皿20分でできる家庭料理」をコンセプトに、外国人へ和食の作り方を教えることを目的として2014年に教室を開校。政府の「Cool Japan」推進、ユネスコ世界無形文化遺産への和食の登録、東京オリンピック開催の決定などの追い風のなか、2016年に法人化し、2017年には一般社団法人外国人向け料理協会を設立。外国人向けに家庭料理、デコ寿司、キャラ弁などを教える教室のほか、外国人に和食を教えることのできる認定講師の育成スクールの運営、企業向けのチームビルディング研修、インバウンド需要に対する和食体験の提供など、幅広く「和食」を世界へ発信している。

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