岩崎究香【目次】古き良き伝統文化と美が息づく花柳界のOJT
岩崎 究香
日本の伝統文化と美を色濃く受け継ぐ京都・祇園で、100年に一度の逸材と謳われた岩崎究香さん。
15歳で舞妓としてデビューし、6年間連続売上ナンバーワンの記録を作ったこともある。
29歳で現役を引退するまでに経験してきたお座敷での数々の出来事や見習い時代のエピソードから、あらゆるビジネスに通ずる現場指導のヒントを探った。
【第1回】感覚的な学びを積み重ねる
私が岩崎の家に養女として引き取られたのは4歳の時でした。岩崎家は舞妓・芸妓を抱えるを営んでおり、当時、私の姉を含む八人の舞妓・芸妓がいました。ですが姉二人は岩崎家の跡取りとしては目されておらず、たまたま女将が私に目を付けて養女にしたいと強く望んだことから、岩崎の跡取り娘として迎えられることになりました…
【第2回】自分の基準を 相手に押し付けない
舞妓・芸妓というと昔は京都出身の人がほとんどでした。しかしいつからか全国から志願者が集まるようになり、それに伴いお稽古の開始年齢も高くなりました。昔は誰しも6歳くらいからお稽古を開始していましたが、今は中学1年生くらいから始めるのが普通。しかしお稽古の開始年齢が高くなると、育成における難点も生じてきます…
【第3回】人には怒られたい時がある
芸妓にとって、どのようなお客様にご贔屓にしていただけるかが自分の成功を左右すると言っても過言ではありません。一流のお茶屋さんで一流のお客様に接することが、自分を一流にすると私は思っています…
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