グローバル化のヒントを相撲に学ぶ【書評】なぜ、日本人は横綱になれないのか|舞の海秀平 (著)|ワック – ノビテクマガジン編集部の本棚

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ノビテクマガジン編集部 IWA

グローバル化のヒントを相撲に学ぶ

グローバルという言葉をよく耳にするようになって大分経ちますが、
その捉え方は様々で、そこに明確な解はありません。

グローバル人材になるための一つの切り口に、『自分のことを知り、相手のことを柔軟に受け入れる』ということが挙げられます。

『自分のこと』というのは、自分の思考やスキルの棚卸しはもちろんですが、自分の生まれ育った国のことを知ることも重要ではないでしょうか。

そこで、今回は、日本の国技といわれる「相撲」から今の日本人の在り方を説く書籍をご紹介したいと思います。

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なぜ、日本人は横綱になれないのか
舞の海秀平 (著)|ワック

現在、3人の横綱をモンゴル出身の力士が占めてしまっていますが、

この状態について舞の海氏はこう語ります。

「相撲協会が外国人力士を閉め出した方がいいと言っているわけでは

ありません。どんどん入ってくるのは構わないのです。」

では、日本が誇るスポーツとして、何を大切にすべきなのでしょうか。
それは日本人力士が勝つことではなく、取組中の「見た目の美しさ、戦い方の美学が絶対に必要」というのです。

他のスポーツは、勝つことが大きな目的であり、すべてであるとも思えます。
しかし、相撲を愛している人は、勝ち負け以上に、いかに良い動きをしていたかを見るそうです。
それが「粋」なんですね。

ですから、「横綱は相手に最初に当たらせて、相手に相撲を取らせてからそれでもぶん投げるぐらいで勝つのが横綱で、それが横綱相撲」であり、例えば、結果的に勝ったとしても、横綱が取組中に張り手をして相手を威嚇するようなことをしてしまったら、相撲が好きで見に来たお客さんはガッカリしてしまうというわけです。

舞の海氏は、相撲を通して、真の意味で日本人にもっと強くなってほしい、もっと工夫をしてほしいというメッセージを送っているのではないでしょうか。

このように、スポーツひとつとっても日本を知ることができ、グローバル化を意識するうえで、こうして自身の課題意識を芽生えさせることができますね。

古くからある組織である相撲界のしがらみにとらわれず、私たちの心に響く舞の海氏自身の言葉で書かれた本著。
生まれ住む日本を見つめ直すきっかけとして、ぜひ読まれてはいかがでしょうか。

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なぜ、日本人は横綱になれないのか
舞の海秀平 (著)|ワック

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