【第18回】中村義裕氏 今、求められる教養力~日本語を考える~ – 【ノビテクマガジン倶楽部主催講演会】Report

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2019年02月01日

2018年11月22日にノビテクセミナールームにて開催されました「今、求められる教養力~日本語を考える~」の講演会の模様をお伝えいたします。ご登壇いただきましたのは、『日本の伝統文化しきたり事典』、約200項目を一人で書き上げるほど、日本の伝統や文化に精通している中村義裕氏です。

ノビテクマガジン倶楽部が主催する講演会の様子を毎回レポートいたします。

演劇評論家、日本文化研究家などの多くの顔をもつ中村義裕氏は、優しい語り口で堅苦しくない、しかしながら教養と真剣に向き合うことの大切さを丁寧に説くような講演スタイルでした。そこには、「日本語を考える」というやや難易度が高そうに思えるテーマに対して、参加者の緊張をほぐすための中村氏の思いやりがありました。

“洒落た言い回し“と表現したくなるような言葉で、ユーモアのある具体的なエピソードを元に話が展開されていき、扱われたのは、「ら抜き言葉」「漢字を読むことができない高学歴大学生」「国際化」「放送禁止用語」など、どれも身近で気になる話題ばかりです。

その一つに、こんな問いかけがありました。

- 日本の歌舞伎のどこがすごいの?と海外の方に聞かれたらどのように答えますか。

日本の伝統芸能の話題に慣れていない方であればヒヤリとする問いかけです。

今回は、海外出張でイギリス、フランス、アメリカの方と仕事をし終え、食事に行き、それぞれの国の素晴らしい文化遺産や、土地、文化を紹介され、ぜひ私の国にも来てほしいと誘われたあと、今度は日本の素晴らしいところを紹介することになったというシチュエーションが提示されました。

中村義裕氏

歌舞伎に限らず、日本の文化の素晴らしさを伝えるということは、日頃から意識をしていなければできません。さらに、文化を本当に理解し、正しく伝えるには、それらが創られた歴史的背景の理解も必要です。

「それぞれの(あらゆるジャンルの)専門家になる必要はありません」と中村氏は言います。

もちろん、自分の軸として、例えば自身が扱う仕事については、専門的知識を持つべきである。その上で広い教養をもち、個人の魅力に磨きをかけるということが大切。それが一流のビジネスマンなのだと。

先述の歌舞伎の話であれば、演目を多く挙げられたり、歌舞伎役者の名前をたくさん挙げたりということ以上に、自分は歌舞伎のどんなところに魅力を感じているのかということをしっかりと語ることが重要なのではないでしょうか。

このような話を聴いて、早速教養を身につける一歩を踏み出したいと思われた方も多いはずです。中村氏の著書、『日本の伝統文化しきたり事典(柏書房)』では、食文化・風俗・日本語・思想・芸能・文学・美術・建築など、多様なジャンルにわたる日本の伝統文化やしきたりの200以上の項目が紹介されています。

講演の最後のお話にもあったとおり、まずは「自分の手の届くことから始める」。気になる項目から教養を広げていくと自然と大きな枝葉に成長していきそうですね。

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芸能、武士道、宗教、浮世絵、着物、食文化などをキーワードに日本文化を語る。
演劇評論家・著述家
中村 義裕

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