大竹哲郎【第5回】企業教育担当者に必要な能力とその習得方法は? – 教育相談室 企業教育担当者奮闘記

企業教育担当者に必要な能力とその習得方法は?

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若手教育担当者のお悩み「企業教育担当者に必要な能力とその習得方法」を、ベテラン人事教育担当者の株式会社F&Lアソシエイツ 代表取締役/コンサルタント 大竹哲郎氏がズバッと答えます!

大竹 哲郎(おおたけてつろう)<解説者>
株式会社F&Lアソシエイツ 代表取締役/コンサルタント
大竹 哲郎(おおたけてつろう)
1967年生まれ。1991年、北海道大学経済学部卒業。石川島播磨重工業株式会社(株式会社IHI)に入社し、23年間にわたり人事関係業務に従事する。人事制度企画、採用、教育、評価などのほか、事業統合・事業所移転に伴う組織融和を多数経験。2014年7月に独立し、株式会社F&Lアソシエイツを設立。

Q5:企業教育担当者に必要な能力とその習得方法について教えてください

A:企業によっても異なると思いますが、私は以下の5つが大切だと思っています。

 1.基礎知識
人材育成論、行動科学、心理学、リーダーシップ論、学習理論などなど、人材育成に関する広く深い知識体系を習得し、常にアップデートする能力

2.研修の企画・調整力
研修カリキュラムの企画立案、場所や講師の手配、受講者への通知、備品の手配、当日の運営、成果の評価とフィードバックなど、一連の業務を滞りなく進める力

3.社内講師としてのスキル
研修を効果的に進めるために必要な、社内講師としてのスキル

教え方…話す内容や順番の構築
見せ方…板書やパワーポイントおよび自らの姿勢や身振り手振り
聞かせ方…話のスピード、声の大きさ、抑揚、話の間合
聴き方…質問の投げかけや受け止め方
盛り上げ方…アイスブレーキング、グループ討議、ゲームの導入
印象強化力…本当に大切なことを受講者にしっかりと印象づける

4.キャリア開発に関する知識とスキル
長期的な人材育成やキャリア開発に必要となる理論と、カウンセリングのスキル

5.ユーモアセンスと遊び心
人材育成活動を、楽しく前向きに進め続けるための力

習得方法ですが、「基礎知識」については、文献学習やセミナーで学び続けることが大切です。「研修の企画・調整力」は、上手な先輩のやり方を真似し、少しずつ改善することによって、常に高め続けましょう。

「講師としてのスキル」は、まずは専門家の指導(「研修講師養成講座」など)を受けることをお勧めします。基礎を学んだうえで、自分なりの工夫を加えていくとよいでしょう。「キャリア開発に関する知識とスキル」は、キャリア・カウンセラーの資格取得によって習得するとよいと思います。国家資格・民間資格があり、いくつかの機関が資格取得カリキュラムと試験を実施しています。これを受けることで、知識とスキルの両方を高めることができます。

最後に「ユーモアセンスと遊び心」ですが、その習得方法となると私もよくわかりません(笑)。常に心に余裕をもって、明るく楽しく、いろいろな人と接することを心がけることでしょうか。

(※本記事は、2013年10月1日発行のノビテクマガジンに掲載された記事を再構成しました。)

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