成長のススメ ~日常の活動からビジネススキルにつなげる~【第2回】

八坂 貴宏

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2015年03月02日

人財育成担当者からよく聞く共通の課題とは?

新入社員や若手社員の研修を受託させていただくなかで、

人財育成担当者からよく聞く共通の課題があります。

 

それは、

 

「最近入社する社員はとても優秀なんです。

言われたことは真面目で素直にやろうとするんですが、

言われた以上のことはやろうとしないんです。

主体性とかやる気をもっと持ってほしいんです。」

 

みなさんは思い当たりますか?

少し話は変わりますが、私は、NPO法人コヂカラ・ニッポンでの活動を通じて、

子どもたちのキャリア教育に接する機会を得ています。

 

※NPO法人コヂカラ・ニッポン 副代表

ー 子どもの力には可能性がいっぱい

(社会に役立つことで子どもが伸びる。子どもの力で社会が変わる)

http://kodikara.org

 

その活動を共にする仲間の一人の話を聞いてハッとすることがありました。

 

その方は北欧(フィンランド)で子育てをされていましたが、2年前ほど前に日本に戻られた方で、

日本とフィンランドの算数の授業の違いについて話してくれました。

 

日本の授業。

黒板に、計算問題が書かれています。

 

「14+19=」

しかも、下にたくさんの問題が書かれています。計算ドリルです。

日本ではよく見られる光景ですよね。

 

上の答えは・・・

 

「35」

 

いや、

 

「33」

 

ですよね。

 

そう、正解は「一つしかない」ということです。

 

 

フィンランドでは違うそうです。

 

「33になるには、どうしたらいい?」

 

この問題だと、答えは「無限大」ですよね。

 

足し算でも引き算でも(掛け算でも割り算でも)いい。

いろんな答えや考え方があって、それで全ていい。

 

私だったら、能見 + 藤浪 !って答えるでしょう(笑)

(注)我がタイガースのエースの背番号です

 

それでも正解なのです。

 

 

日本の子どもたち(いや私たちだって)は、

教える側に正解があって、教えてもらい、

同じ正解が出るように繰り返し勉強しているのです。

 

「間違いはいけないこと」

「先生の持つ答えが唯一の正解」

「答えを持っているのは、自分ではなく、先生(教える側)にある」

 

こういう教育を受けて、しかも優秀な成績を収めて入社してきた新入社員は、

当然、上司や先輩に「正解」があると信じて、教えてもらうことを待つようになります。

間違ってはいけない・・・って。

「言われたことしかやれない社員」が増えている理由の一つに

このことがあるのではないかと私は考えています。

 

もちろん、上司や先輩が「正解」を持っていれば、教えるだけでいいので、

結果も出るし、お互いに楽でしょう。

でも、今のビジネスにおいて、常に上司や先輩が「正解」を持っていることなんて、

極めて少ない。

付加価値をもたらすことがビジネスの掟ですから。

 

そのために、私たち(上司・先輩)ができること。

 

それは、

 

「教えるのではなく、考えさせること」

「そのとおりやってみるように見守ること」

「その勇気を与えること」

 

こちら側に必要な心構えは「相手を信じて待つ勇気」なのかもしれないですね。

 

と、私の研修ではみなさんにお伝えしながら、育成する側のマインドとスキルを醸成するお手伝いをしています。

 

育成する側が成長できるチャーンスですね!!

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