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株式会社横浜DeNAベイスターズ【第3回】横浜市民に寄り添うことで地域から愛される球団に – 共感力を高め愛される球団へと変貌 – 特集「共感力」

株式会社横浜DeNAベイスターズ

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2019年11月18日

共感力を高め愛される球団へと変貌 - 特集「共感力」

「野球をよく知らないファンにも『ベイスターズも私たちが愛する横浜の一員なのだ』という意識が広がった」

DeNAに経営が引き継がれた2012年以降、横浜DeNAベイスターズの観客動員数は飛躍的に伸びている。その背景にあったのが、ファンと球団が共感し合うための数々の取り組みだった。

白谷輝英 ≫ 文 櫻井健司 ≫ 写真

(※本記事は、2019年4月1日発行のノビテクマガジンに掲載された記事を再構成しました。)

株式会社横浜DeNAベイスターズ

横浜市中区尾上町1-8 関内新井ビル7F
TEL.045-681-0879 www.baystars.co.jp

1950年、山口県下関市を本拠地とする「大洋ホエールズ」として創設。その後、大洋松竹ロビンス、大洋ホエールズ、横浜ベイスターズと改称を重ね、筆頭株主がDeNAとなった2011年12月以降は現在の「横浜DeNAベイスターズ」となった。横浜に本拠地を置くようになったのは、横浜大洋ホエールズ時代の1978年から。1960年には三原脩監督、1998年には権藤博監督のもとで日本一に輝いている。2018年度は4位でシーズンを終え、2019年度の巻き返しに期待がかかる。

河村康博(かわむら・やすひろ)

ブランド統括本部 広報部 広報グループ グループリーダー
大学卒業後PR会社に入社し、企業の広報支援業務を約5年間担当。2014年に横浜DeNAベイスターズへと移り、現在はブランド統括本部 広報部 広報グループのグループリーダーを務める。

横浜市民に寄り添うことで地域から愛される球団に

情報の受発信を積極的に行い、ファンとの共感力を高める。これが、観客動員数大幅アップのカギだった。その象徴が、14年から行われている「I☆YOKOHAMA(アイラブヨコハマ)」プロジェクトだ。

「横浜という街には高いブランド価値があります。そして市民の皆様も、横浜という街に愛着と誇りを感じています。そうした横浜像とベイスターズや横浜スタジアムは、従来、必ずしも結びついてはいませんでした。そこでヒーローインタビューでは必ず、選手に『アイラブヨコハマ』というメッセージを発してもらっています。これにより、野球をよく知らないファンにも『ベイスターズも私たちが愛する横浜の一員なのだ』という意識が広がり、ベイスターズがさらに深く、市民の皆様から受け入れられるようになったと感じました」

15年には、ホーム用ユニフォームの色を刷新。それまで濃紺だった部分をより鮮やかな青、名付けて「横浜ブルー」に変えた。

©YDB 左が2014年まで、右が2015年以降のホームユニフォーム。ベイスターズのチームカラーを、『海と港の街』という横浜のイメージに近づけるため、色やデザインを再考した。

「横浜市民1万人を対象にしたアンケートで横浜へのイメージを聞いたところ、『海と港の街』という答えが数多く寄せられたのです。そこで、ユニフォームのメインカラーを、海をイメージさせる色に変えました。これも、『ベイスターズは横浜という街とともに戦う』という、共感を高めるメッセージなのです」

選手やスタッフとも共感力を高めて正のスパイラルを生む

ベイスターズの共感力は、球団とファンとの間だけで発揮されているわけではない。選手とも共感力を高めようと、日々努力を重ねている。

「春季キャンプの前日に行われるチームの全体ミーティングでは、事業に関する施策や観客数の推移、グッズの売上など、球団経営の内情を選手たちに包み隠さず伝えています。そして、選手たちの年俸がファンの皆様によって支えられていることをしっかり理解してもらうのです」

©YDB 子ども向けイベント「キッズ STAR☆NIGHT」の様子。野球人口が減っている中で、野球に興味を持ち、プレイしたいと考える子どもを増やす取り組みが行われている。

こうすることで、選手はファンサービスへの意識を高める。それは観客の満足度アップにつながって球団の利益拡大に寄与し、正のスパイラルを生み出すのだ。

「市民の反応は毎年よくなっている。それを感じることで、われわれにもやる気が生まれてきます」

そして、スタッフの共感力を高める取り組みもある。例えば各種イベントを開く際には、総務やチケット販売といったさまざまな部署のメンバーも企画・運営に参加している。

「お客さまの笑顔や、試合中に盛り上がっている姿を見ると、われわれスタッフもうれしいものです。そこで、さまざまな部署のメンバーにもイベントに関わってもらっていますし、ファンから良い反応を受け取った際には全社で共有もしています」

ベイスターズは今後も、横浜、そして横浜市民との共感力を高めていく方針だ。

「日本には、実に多彩なエンターテインメントがあります。その中で、野球という素晴らしいコンテンツを活用しながら、アパレルや観光、飲食などとも結びつけ、人々の暮らしをより楽しいものにしたい。ベイスターズがその力になれたら、私たちも本当にうれしいですね」

株式会社横浜DeNAベイスターズ – 共感力を高め愛される球団へと変貌 – 特集「共感力」(了)

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