働き方・生き方

このコラムでは、ノビテク講演事業部隊として年間にたくさんの講師紹介を行っている、八波洋介がこれまで多くの講演実施に携わってきた自身の経験を活かし、講演のプロとしての視点で皆さまに講演会レポートをお届けいたします。

今回は、川田修講師が登壇いたしました「営業マンフェス2015」をレポートいたします。

 

このイベントは、女性営業のカリスマの和田裕美さんが主催された日本の営業マンの方々に向けて開催されたフェスでございます。

 

川田さんによると、和田さんからの「営業力を通して、日本を元気しよう」というメッセージに感銘を受け、このイベントに賛同されたということです。

人々のためになる製品・サービスをお届けするのがセールスパーソンなわけですから、「営業力で、日本を元気にしよう」というコンセプト、頷けます。

 

 

さて、この営業マンフェス2015、休日の朝から夕方という長丁場の会でしたが、全国から多くの方が参加され、飽きることがなく最後まで盛り上がったイベントでございました。

 

プログラムは、以下のとおりでございます。

・菊原智明さんの「休眠客を訪問しないで顧客にする方法」

・川田さんの「～お客様に一目置かれる～ 売るテクニックよりも大切な営業セミナー」

・ゲスト講演として、嶋津良智さんの「上司学」

・和田裕美さんの「愛されてファンを作る、成約率98％のクロージング」

そして、

・川田さん、和田さんの生プレゼンテーション

 

菊原さんは、対面での営業が苦手なので、営業レターという手段で、ライバルと対峙しない休眠顧客からの顧客開拓して実績を作られ、

川田さんは、お客様とのご縁を大切にし、期待を越えることで感動を与える、

和田さんは、セールスパーソンとしてのクロージングの仕方を伝えられました。

セールスのプロが、様々なアプローチでお話しされておりました。

 

でも、共通しているのは、営業とは、お客様の問題解決をすることだということ。

そして、そのためのお客様とのご縁を作り感動を与え期待を超えるということ。

これは営業の場だけではなく人間関係にとって大切な要素なのではないかと感じました。

 

今回のフェスの目玉の、川田さんの「生プレゼンテーション」！

川田さんが日頃から行っている紹介のもらい方を披露されました。

多くの講演をご一緒していますが、ここまで披露されるのは初めてのことでした。

 

この場では、詳細をお伝えするのが難しいのですが、自然に紹介を意識させるテクニック、必見でございます。

参加者に対して、高い満足度をご提供できたのではないかと思います。

そして、質問コーナーでは、新しい営業マンに対して、

「まずは数字（結果）を作ること、寝る時間があるなら、寝ずに愚直に数字を追うくらいの気持ちが大切だ。」と厳しい本質論も語られ、

たくさんのセールスパーソンへエールを送られました。

 

ゲストでご参加されていた嶋津さんのお話では、人を育てることについて、以下のように仰ってました。

「上司は、人にフォーカスするのではなく、部下の働く環境にフォーカスをすることが重要。

型にはめるのではなく、各メンバーが力を発揮できるような環境を作らないといけない。」

こういった考えをもった上司が多くなると、活躍する営業パーソンも自然と増えてくるのかもしれません。

 

 

営業マンフェス2015のスローガンである、「営業力で、日本を元気にしよう」にふさわしい良いイベントでございました。

 

 

 

 

 

 

それでは、本日はこちらで失礼いたします。

 

 

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八波　洋介（やつなみようすけ）

講演コーディネーター／ノビテクマガジン編集部

講演コーディネーターとして、講演の企画から最適な講師のご提案、

同日の運営まで、親身にサポートいたします。

 

 

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