第1回 ビジネスと人生を豊かにするリーダーシップ – リーダーとして自分の価値観・哲学を確立しよう

ジム・バグノーラ

  • Facebook
  • Twitter
  • Google+
  • はてなブックマーク
  • Linkedin
【コラムジャンル】
, , , , , ,

2015年12月11日

ビジネスと人生を豊かにするリーダーシップ
~Leading is Everybody’s Business~

「Leading is Everybody’s Business」(貴方も私も,誰しもがリーダーシップを発揮しなければならない)という考え方が組織に求められる。

世界でも600人ほどのプロ講演家にしか与えられていない資格「公認講演プロフェッショナル(CSP)」資格を取得し、2007年から2010年の「世界のリーダーシップ・プロフェッショナル・トップ30」のリストにも選出されているジム・バグノーラ氏。

彼は、25年以上にわたり、世界中でリーダーシップ、ストレスマネジメント、顧客サービス、コーチング、変化といった話題について、心と体の繋がりという観点から講演、コーチ、教育しており、リーダーシップと心と体のマネジメントの専門家です。彼は特に、健康、幸福、成功、指導力に対する思考パターンの影響を重視しており、彼の焦点は「人生のプロフェッショナル」を育てること。

そんなジム・バグノーラ氏に今回は、リーダーシップについて語っていただいた。

(意訳:藤井義彦 氏)

【プロフィール】

bagunora_92-112

ジム・バグノーラ
1975年より指定ストレスマネジメント・インストラクターとして、全米トップ500社のリーダーに対してエグゼクティブコーチを務める。心と身体のつながりに関連づけたリーダーシップと健康創造を指導し、「プロフェッショナルな人」の育成に従事する。
2002年「公認講演プロフェッショナル(CSP)」の資格を取得。
2013年「グローバル・リーダーシップ・コーチング協会」のパートナー講師。

fujiiyoshihiko_92-112

藤井義彦
(株)カネボウにて25年間営業に従事し、その後企画部長、外資系日本法人社長を経て、ガンガー総合研究所(GRI)設立。グローバル経営経験をベースに、部長以上のリーダー層を対象に研修を実施。2011年10月各分野のスペシャリストでもある同志を集め、一般社団法人「グローバル・リーダーシップ・コーチング協会」を設置。グローバル化を目指す企業に対し、エグゼクティブコーチングや
グローバルリーダー育成を通じて企業を支援している。

リーダーとして自分の価値観・哲学を確立しよう。

私の日本におけるビジネスパートナーの藤井義彦氏(一般社団法人グローバルリーダーシップコーチング協会)とともに、日本の製菓メーカーとして有名な森永製菓の、森永剛太会長と9月に会食をした。森永製菓は115年の歴史と言う。

「なぜそれほど長く会社が成長し続けてきたのか?」

と率直に尋ねた。森永氏は

「正義が基盤にあるからです。従業員に対する正義、顧客に対する正義、パートナーに対する正義。」

と答えた。

「ビジネスは戦争のようなものだが、武士道に基づくわれわれの武器は 忠誠心、正義、名誉、義務に対する献身、そして勇気だ」

と述べ、それが森永氏の価値観であるという。侍を彷彿させるような森永会長とその価値観には大きな感銘を受けた。それらの価値観が会社の風土を作り上げているわけだ。

組織を率いている人の全てが、ビジネスの永続性をのぞみ、その成功の秘訣を知りたいと切望している。

何が我々の成功と競争力を長い期間にわたって維持してくれるのか?

何が我々の求める強みや優位性を生み出してくれるのか?

伝統的に我々は、マーケティング、販売、ファイナンス、技術と個々に優位性を考えるものだが、私は敢えて、これらの基盤となる概念・価値観が競争力を生み出していると言いたい。将来の永続性のためには

「Leading is Everybody’s Business」(貴方も私も,誰しもがリーダーシップを発揮しなければならない)

という考え方が組織に求められる。

マーケティング、販売、ファイナンス、技術の各々の分野の根底にこの価値観が浸透しなければならない。極めてシンプルな概念ではあるが、実行するのはなかなか難しい。ある分野でトップ企業になるためには組織の中の過半数の人々がリーダーであることが必要だ。

社員が最大限の創造性とエネルギーを発揮し、最高の結果を挙げるような環境はどうすれば作り出せるのか?

言い換えれば 一人一人がリーダーシップを発揮できるような場をどうすれば作り出せるのか?

リーダシップにもさまざまなスタイルがある。

一方の極が、①Egalitarian(平等的)スタイルで、その反対が②Hierarchical (階層的)スタイルである。日本では階層的スタイルが一般的で、日本と似ているのが韓国、インド、中国であろう。平等的スタイルはデンマーク、オランダ、スウェーデン、イスラエル、オーストラリアであろう。米国はその中間より、平等的スタイルに寄っていると考えられる。


① Egalitarian スタイル
組織はフラット。コミュニケーションはしばしば序列を飛ばして行われる。公の場で反対することも問題ではない。上司の承認なしに担当者がプロジェクトを推進することも可能、ポジションの上下に関係なくメールを送りうる。会議の着席順はステータスやポジションに無関係に決められる。

② Hierarchical スタイル
マネージャー・ボスは強い権力を行使。ステータスが重要。多数の階層。担当者は上司の意見に対して公の場で刃向かうことはない。プロジェクトを動かすには上司の承認が必要。会議の席順や発言はステータスやポジションに基づく。


リーダーは価値観と組織と時代の課題に基づき選択肢を選んでいく。

この平等的と階層的なリーダーシップ・スタイルの間に下記のような主要な選択肢が存在する。

●独裁的/官僚的/カリスマ的リーダーシップ
●民主的/参加型/自由放任的リーダーシップ
●人間関係重視型/サーバント リーダーシップ/EQリーダーシップ
●変革型リーダーシップ
等々。

(第2回へつづく)

講師への講演依頼はノビテクマガジンで!

グローバルな視点でのリーダーシップの講演ができる
ジム・バグノーラ氏の講演会・研修依頼はコチラ

RELATED ARTICLE -関連記事-

[講演依頼、講演会のことなら、ノビテクマガジンビジネスタレントにお任せください!]

[ノビテクマガジン倶楽部会員登録は無料です。]

  • AP 貸し会議室

    AP 貸し会議室
  • 集客イベント・セミナー向け 講師特集

    集客イベント・セミナー向け 講師特集
  • おすすめ 講演講師 連載コラム

    おすすめ 講演講師 連載コラム
  • 人と組織の成長を応援するNOBETECH MAGAZINE[ノビテクマガジン]の詳細

    人と組織の成長を応援するNOBETECH MAGAZINE[ノビテクマガジン]の詳細
  • nobetech 株式会社ノビテク コーポレートサイト

    nobetech 株式会社ノビテク コーポレートサイト

サイトを携帯電話でご覧になる方は、こちらのQRコードをご利用ください。