得田裕介【第2回】インプットを高めて、論理思考力で仮説を立てる – 研修効果を1UPさせる情報活用術

研修効果を1UPする情報活用術 思考コンサルタント 得田裕介

得田 裕介

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2017年06月30日

研修効果を1UPさせる情報活用術

「論理思考力」という言葉を聞いたことがあるだろうか?

研修の学びを1段階アップさせるためのスキルとして、「思考整理コンサルタント」の得田裕介講師による、思考の整理方法を用いた情報活用術をご紹介します。

インプットを高めて、論理思考力で仮説を立てる

「論理思考力」という言葉を聞いたことがあるだろうか?

論理というのは、情報を整理していくことである。数ある情報から共通項をまとめることでもあるし、情報の意図を紐解いていくことでもある。つまり、そうやって“考えるポイント”を理路整然と絞り込んでいくことなのである。

思考というのは、発想することである。発想というのは、ある意味、考えを飛躍させることである。ポンっとこれまでとは違った地点に飛んで行くのである。そこに論理性は求められない。ハッと思わせる飛躍が必要なのである。

論理思考力とは、絞り込んだ領域で飛躍すること

そこで、論理思考力とは、飛躍すべく発想するポイントを論理で絞込み、小さな領域にしておき、小さな範囲の中で、思い切って飛躍という発想を小さな塊で行うことをいう。

発想の飛躍というのは、非常に難しい。遠くに飛躍しようとすればするほど、その難易度は増して行く。だから、発想のコツは、考えるポイントを絞り込むことなのである。飛躍の幅を狭めれば、誰でもなんとかしてできるようになるのである。

例えば、唐突に「御社にとって新な収益を拡大する新規ビジネスモデルは何だろうか?」と問われたとしよう。簡単に答えられるだろうか。そう簡単には出来ないはずだ。なぜなら、質問が大きすぎるからである。

では、この問に対して、以下のような情報を提供した上で、「ドローンを活用した新規ビジネスモデルを考案できないだろうか?」という問にしてみたらどうだろうか?

例)「ドローン」を活用した先進的ビジネス事例

・配送用ドローン、初の実用化へ ゴルフ場で飲料など
・「斜陽」×「高齢化」の可能性 新聞配達屋がドローン飛ばす理由
・雨天でも飛行可能な産業用ドローン4機種を発表
・産業用ドローンの販売や操縦者教育を行うトータルサービスを開始
・「空をメディアに」、ドローン広告を開発、数十台を編隊飛行

「ドローン」の事例を思考整理する

まずここでは既に「論理」によって、情報が整理されている。ドローンというテーマに絞り込んでいる。さらには、先進的ビジネス事例という切り口で、情報を多角的に並列させている。

このような状態になっていれば、考えるポイントは格段に絞り込まれるのではないだろうか。例えば、これらの内の新聞配達屋の事例を“真似”出来ないかと考えるのも一つの発想である。そこで、さらに論理を使って調査に入るのである。例えば、新聞配達屋は全国にどれほどの数があるのだろうか(ビジネスの規模は確保できるか)。現時点で既にドローンを活用している配達屋はどれほどか。どれほどの投資額が現実的なのだろうかというように。

そういった調査の上で、例えば「新聞配達屋に対して、日用品を配達するためのドローンを(投資額と運用費をおさえて提供できるように)”レンタル“を行う」という仮説を立てたとしよう。これは列記とした新規ビジネスの発想である。

常に論理力と思考力の両輪で考え抜く

このようにして、情報を論理で整理して、考えるポイントを絞込み、小さな飛躍の発想をしてみる。つまり、論理力と思考(発想)力とは、常に両輪で回しながら問題解決ために考え抜くのである。そうすれば、たとえ質問(問題)が大きなものであったとしても、新しい次の一手がきっと閃くはずである。

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