リスク管理やコンプライアンスに関する思い込み

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堀 尚弘

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2016年10月21日

成果をもたらすリスク管理は、難しくない

Q:”リスク管理”、”コンプライアンス”が大切なことは分かってはいますが、社員、スタッフに意識付けさせるのは難しいですよね?

「コンプライアンスはそもそも経営方針としてのテーマであり、法的知識が豊富な社員でなければ実践が難しい。」、「リスク管理は法務等のスタッフ部門に求められるもので、営業等のライン部門での優先順位は高くない。」こうした認識は、リスク管理やコンプライアンスに関する言える思い込みです。この種の思い込みこそが経営危機をまねくリスクの一つであり、社員のモチベーションや職場の生産性を阻害するリスクの一つであることも事実です。

この種の思い込みに気づき成果を得ていただくことが、現役コンサルタントとして研修講師を務める私自身のミッションです。具体的には、「リスク管理は難しくない。」、「広く社員が実践する必要性がある。」、「トラブル予防と言った消極的成果ばかりでなく収益向上等の積極的成果も期待できる。」の気づき、それを契機に取組みをスタートし、成果を得ていただくことです。

そして、このミッションの達成を最初に確実視できるのは、受講後に「なるほど、それならできます。」、「早速、標準化に取り組みます。」と言った受講者の皆様の声を聞いた際です。こうした感想をもって成果を確信できる理由は、「成果をもたらすリスク管理は、気づいてしまえば難しくないからです。」の一言に尽きます。

リスク管理は、チームの実践力にかかっている。

Q:堀先生は、多くのご経験を講演・研修に応用されていっらしゃいますが、その中でどのような工夫があるのでしょうか?

気づきや成果につながる研修にどのような工夫があるのか。この点については講師である私自身をして確信できることはありません。ただ、「具体例が豊富で、実体験に基づく解説なので分かりやすかった。」と言った評価をいただきます。

それを裏付けるものとして、企業の責任を厳しく追及する捜査官として、未知のリスクをはらみながらも巨額な予算の必達というミッションを受けたプロジェクトのリーダーとして、経営危機に至るまでの重大な事故あるいは組織制度の慢性的疲弊と言ったリスクに対処するコンサルタントとして、実に様々なリスクに、多くの関係者と共に取り組んできたことは事実です。

また、リスク管理の成否は、突出したリーダーの判断よりもチームの実践力にかかっていると考え、わかりやすい方針、難しくない指示あるいはやる気にさせるマネジメントに悩む日々を重ねてきたことも事実です。

こうした日々は、様々な実践的な取組みを生み出しました。その一つには、報告に関するものがあります。報告は、スピディーで適正な判断に不可欠であるほか組織運営の適否を決するものと言えます。リスク管理においても、報告の遅延は初期対応のミスに、停滞は職場の生産性の低下につながります。

一方、報告者は、その巧拙が自身の評価につながるため、報告を躊躇する場合が少なくありません。報告を受ける側にも、聞き流しや抱え込みと言った問題が生じます。そこで、「迷ったら報告」をはじめとする報告3原則を制度化しました。この原則は、私がかつて所属した公安部門では当然のルールでした。退官した後民間企業ではあまり知られていないので不思議に思っていたものです。もちろん民間でも十分に実践できるものであり、制度化に取り組んだ法人でも問題なく実践されています。

リスクは多様化している

Q:リスク管理を学ぶことで、どのような成果が期待できるでしょうか?

SNSの不適切利用ほか社員のモラルハザード、個人情報・トレードシークレットの問題、詐欺的取引あるいは暴力団排除、リスクは実に多様化しています。こうしたリスクは、上場企業やIPOを目指す企業ばかりでなく規模業種を問わず経営に襲いかかります。この事実を多くの人は認識しています。しかし、リスク管理が難しいものと思い込んでいるために、取組みが形式的に陥るなどの問題が生じています。

「何をすればよいかは知っているが、どうすればよいかが分からなかった。」リスクに襲われた当事者にありがちなコメントからも、それは明らかです。私は研修を通じて、リスク管理は難しくない、収益に貢献する積極的な成果も期待できる取組みであることの気づきを促し成果の確信を提供していきます。

 

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