眞邊明人【第13回】カリスマと声 – プレゼンの鬼が教える話し方のコツ!眞邊明人の最強の話し方

眞邊明人 プレゼンの鬼が教える話し方のコツ!

眞邊 明人

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2016年12月05日

スティーブ・ジョブズと孫正義さん、小泉純一郎元首相、ジャパネットたかたの高田元社長の共通点とは?

元吉本興業のプロデューサーであり、新垣結衣や佐藤健のデビュードラマの監督であり、即興演劇のプロリーグ「アクトリーグ」を生み出したという異色の経歴の持ち主、眞邊明人氏。

売れっ子研修・講演講師でもある 眞邊明人氏に、いままでの研修や講演会をはじめ、様々な経験を通じて得られたことを元に、最強の話し方について語っていただきます。

どうしたら、あの人のように喋れるようになるのか?
あの人とこの人では、同じことを話しても全然違うのはなぜなのか?
最強の話し方を身につけるために必要なこととはなにか?

これぞ話し方の「ノウハウ」決定版です。

カリスマと「声」の関係

第12回で「声」についてお話しましたが、今回はこの「声」とカリスマ性の関係についてお話ししたいと思います。正確に言うと「声質」とカリスマ性の関係です。

以前、はなしの達人のコラムで、スティーブ・ジョブズと孫正義さん、小泉純一郎元首相、ジャパネットたかたの高田元社長の共通点があると言いましたが、まさにこの共通点こそが、「声質」なのです。この方達に共通しているのはいずれも男性としては「高く」、そして「高音域が歪んでいる」のが特徴です。

日本語の表現でいうところの「甲高い声」というものです。ただの「高い」声ではなく「歪んでいる」ことが重要なのです。高くても澄んだ「奇麗」な声ではいけません。高くて歪んでいる・・どちらかというと「悪声」です。しかし、この「声質」こそが人の「興奮」を生み出すのです。

楽器で例えれば

ギターのディストーションのようなものです。
「衝動的」で「刺激的」。
内容よりも「聴覚」から「脳」を揺さぶるといいましょうか。心地よいのではなく「衝動的」なのです。カリスマ性が突出している人は「声質」がこの「高くて歪んでいる」人が極めて多いのです。

そう、例えを増やせば、長嶋茂雄さんや松井秀喜さんなんかもあてはまります。小泉純一郎さんはこの「声質」をうまく利用して、「ワンキャッチフレーズ」の繰り返しで、一種の洗脳状態をつくりあげ、国民を熱狂させました。日本人はよく「独裁者」を嫌うとありますが、意外にこの「声質」に引き込まれ、熱狂してしまうという側面があります。

日本人がその「声質」に熱狂してしまう理由

これは以前お話しした日本独特の学習体系に影響があります音読のような「音」に対してのアプローチでの学習を軽んじているために「音」に対する耐性が弱いのです。この日本人の「音」=「声質」に対する反応はいろんなところでビジネス化されていて、それが世界的に見てもちょっと特異な文化を生み出しています。

「声は高く歪ませた方がいいのか?」

こういう風に思われるでしょう。答えはNO!です

この「声質」はいわば人に割り振られた天性の機能なので、それを無理に変化させることはできません。いわば顔のつくりや身長のようなもので、例えば身長170センチの人を練習で190センチにできないのと同じことなのです。無理にすれば、元の「声質」を破壊して、しかも効果も得られないということになってしまいます。与えられた「声質」を活かすことを考えていくことをお勧めします。

カリスマをもつ人が大衆の心をつかむのは、こういった「声質」のような天から与えられた「特殊な能力」があるからで、(スポーツ選手の身体能力、芸術家のセンスなども勿論そうです)努力しても手に入らないものだから人は憧れるといってもいいでしょう。

政治家のような「自分の考えをメッセージとして広く大衆に伝える」ことが仕事の人にとって「声質」は非常に重要な「才能」であることは間違いありません。また、こういう「声質」を持った人は「内容」よりも「刺激」を与えるため、「改革者」や「創設者」にふさわしいという側面があります。

例えば、歴史的に言えば戦国時代の改革者織田信長は極めて「甲高い」声の持ち主であったことが様々な文献に残されています。郵政改革や規制緩和を推し進めた小泉純一郎元首相も実に「甲高い」声です。

「甲高い声」を持つ者はカリスマになりやすい

「甲高い声」という者は、実に大衆心理を操作しやすくする一種の魔法ともいえます。この「音」の前に「中身の冷静な吟味」よりも「心的興奮」に引っ張られてしまうのです。

「声質」という魔法は残念ながら努力や技術では手に入りません。ただ。この「音」のメカニズムを利用することはできます。禁断のテクニックですが。。次回はプレゼンテーションで使える「音」のテクニックをお伝えしたいと思います。

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