宇都出雅巳【第1回】7つの習慣の公認解説本 – 速読勉強術のプロ まとめてグルグル10冊書評 season2

速読勉強術のプロ宇都出雅巳のまとめてぐるぐる10冊書評season2

『実践 7つの習慣』としての『人生を変える 修造思考』

しばらくご無沙汰をしておりました。

 

再び、ノビテクマガジン編集部から10冊の本が送られてきました。

グルグル10冊書評・シーズン2が始まります。

 

シーズン1は初回ということもあって、私の速読法の解説と書評を同時並行で行いましたが、今回は読み方の解説はバッサリ割愛して、書評に集中して書きます。

 

なお、シーズン1を読まれていらっしゃらず、この記事を読んで私の速読法にご興味を持たれた方は、シーズン1の記事をお読みください。

さらに詳しくお知りになりたい方は、拙著『どんな本でも大量に読める「速読」の本』(だいわ文庫)をお読みいただければと思います。

 

 

さて、今回、編集部から送られてきた10冊の本は以下の通りです。

ビジネス系の本が中心ですが、多種多様な本が並んでいますね。

 

 

『ビッグの終焉―ラディカルコネクティビティがもたらす未来社会』byニコ・メレ

『嫌われる勇気』by岸見一郎、古賀史健

『人生はワンチャンス!- 「仕事」も「遊び」も楽しくなる65の方法』by水野敬也、長沼直樹

『MBB:「思い」のマネジメント』by一條 和生、徳岡 晃一郎、野中 郁次郎

『ゲーム・チェンジャーの競争戦略』by内田和成

『シンプルに考える』by森川 亮

『人生を変える 修造思考』by松岡修造

『なでしこ力 さあ、一緒に世界一になろう!』by佐々木則夫

『マーケット感覚を身につけよう』byちきりん

『実践 7つの習慣 何を学び、いかに生きるか』by佐々木 常夫、フランクリン・コヴィー・ジャパン (監修)

 

書影一覧

 

 

 

前回は10冊全部をグルグルして書評していきましたが、本同士が共鳴(スパーク)しはじめると私も手が付けられないくらいテーマが広がってしまうので、今回は2冊ずつ選んで2冊をグルグル書評していきます。

 

 

今回取り上げた2冊は、大ベストセラー『7つの習慣』の実践本、『実践 7つ習慣』と、昨年流行語大賞にも「まいにち、修造!」が登場し、今やテレビにかかせない存在となった松岡修造さんの『人生を変える 修造思考』です。

さて、この2冊の間にどんな共鳴(スパーク)が起こるのでしょうか?

 

 

 

まずは、『実践 7つの習慣』をグルグルしてみましょう。実践 7つの習慣

著者は『働く君に贈る25の言葉』(WAVE出版)など

多くのベストセラーを出している

東レ経営研究所社長を務めた佐々木常夫さんです。

 

 

 

まずは目次をグルグルしてみると、あたり前ではありますが、『7つの習慣』の構成と同じく、ずらりと7つの習慣が章タイトルとして並んでいます。その分、『7つの習慣』を読んだことがある人にはなじみがあり、読みやすい本です。

 

どのくらい佐々木さんの思いがこの本に込められているのでしょう?

著者の思い入れが表れやすい「はじめに」をグルグルすると、佐々木さんは40代のときに『7つの習慣』を読み始め、それ以来、座右の書にされているとのこと。この本では、2つのことを伝えたいと書かれています。

 

1)『7つの習慣』で語られているコヴィー博士の考え方のポイントをご自身の人生に対する考えと

照らし合わせて、よりわかりやすく解説したいということ

 

2)『7つの習慣』の考えを実践するためのヒントを、ご自身の経験や著名な経営者、歴史上の人物を

引き合いに出しながら説明したいということ

 

 

なお、「おわりに」はなく、巻末にあるのは、『7つの習慣』をベースにしたセミナー・研修を提供しているフランクリン・コヴィー・ジャパンの副社長と佐々木さんの対談でした。

『7つの習慣』の“公認解説本”といったところですね。

 

そして、見出しを中心に本文をグルグルしましたが、『7つの習慣』でなじみのある言葉が出てきますし、身近な事例も多く読みやすいのですが、ちょっと薄まった印象はぬぐえません。各習慣の最後に「実践ポイント」がまとめられています。具体的な行動に落とし込まれたものというより、内容をまとめたものになっています。

 

 

「第1の習慣 主体的である」の実践ポイントを掲げると・・・・・・

◆周りが動くのを待っていたら、周りから動かされるだけになる

◆物事には、自分で変えられるものと変えられないものがある

◆「影響の輪」は、どんな立場でも広げられる

◆経験は、自分の判断や行為の正さを分析してこそ財産になる

◆間違ったとしても機会を与えることで主体性は育まれる

 

 

「7つの習慣」の実践を考えている人は、オリジナルの『7つの習慣』を読むことをおすすめします。コヴィー博士の直接のエピソードや思いが伝わってくるので、実践するにもいいのではないかとも思えます。

もちろんオリジナル『7つの習慣』は完訳版では500ページを超える大著であり、もっと手軽に読んでもらえるようにということで書かれた本だとは思うのですが。ちなみに、私の速読法を使えば、500ページであろうが、サクサクと読むことができますよ。例えば、オリジナルの『7つの習慣』に圧倒されている方は次のような読み方をしていけばいいでしょう。

 

 

●目次、その中でも章タイトル、つまり「7つの習慣」そのものだけをグルグルさせる

 

これによって7つの習慣を記憶して、常にそのことを思い出せるようにします。すると、日々の仕事や日常ですぐに7つの習慣を意識できるようになります。

さらには、あえて細かいことに入らず、自分自身をじらすことで、もっと詳しいことを知りたいという思いが高まり、気がつけば分厚さをものともせずに本文を読み始めているでしょう。

 

 

●気になる習慣を1つ選び、そこだけを切り取って製本し、そこだけをグルグルさせる

 

物理的な分厚さはそれだけで読み手に精神的圧迫感を与え、読書のハードルを上げてしまいます。これを防ぐには物理的に本を薄くしてしまうことです。

つまり、読みたい部分だけはさみで切り取ってしまうのです。最初は抵抗あるかもしれませんが、薄くすると確実に読めるようになるので、本当に読みたいのであれば強くお勧めします。「7つの習慣」を実践するにも、とりあえず1つに絞るほうが実践しやすくなります。

 

 

『実践 7つの習慣』は、わかりやすく、“日本化”した『7つの習慣』本といえるかもしれません。

 

さて、次回は『人生を変える 修造思考』をグルグルさせましょう。

 

(次回へ続く)

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速読勉強術、仕事のミスをなくすビジネススキルに関する講演、研修などができる宇都出 雅巳トレスペクト経営教育研究所代表 宇都出 雅巳 講師のプロフィールはこちら

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